電子タバコ(ベイプ)にニコチンが含まれているのかどうか、結論から言うと
日本の電子タバコ(ベイプ)にはニコチンは含まれていません
日本では、ニコチンを含む電子タバコリキッドの販売および譲渡は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(略称:薬
これは法律ではニコチンが「毒物」という扱いになるためで、違反すると「3年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金又はこれの併科の対象」となります。
もちろん、海外製のリキッドを輸入して日本国内で販売する場合でも、ニコチンフリーが必須条件となります。そのため、国内で販売されているリキッドにはニコチンが含まれていないと言えるでしょう。
稀に海外からニコチン入りリキッドを個人輸入して使用している方はいますが、あくまで個人で使用することが認められているだけで、販売や譲渡は認められていません。
ニコチンリキッドを入れた電子タバコを友人に吸わせてあげる行為もNGなのでご注意ください。
ニコチン無しのハズが、含まれていることも!?
2010年8月、独立行政法人国民生活センターによる電子タバコの含有成分の調査が行われました。
その結果、当時販売されていた25銘柄(45味)中、11銘柄(15味)で微量なニコチンが検出されたそうです。
これは、海外の工場でニコチン入りとニコチン無しのリキッドを同じラインで製造していたため、意図せずニコチンが混入してしまったものだと考えられています。
本人が知らないうちにニコチンを摂取する可能性があると、安心できませんね。
また、ニコチン以外にも意図していない成分が含まれてしまっている可能性もあります。
日本製や台湾製リキッドがオススメ!
少し前は海外製リキッドの輸入が主流でしたが、現在は日本国内で製造された国産リキッドが増えてきました。
また台湾などは日本同様にニコチン入りリキッドが法律で禁止されているため、製造工程でニコチンが混入する可能性は限りなく低いでしょう。
もちろん欧米でもきちんと品質管理を心がけて製造しているメーカーはたくさんありますが、
ニコチン入りリキッド自体が認められている国の場合は、どうしても同じラインで製造されてしまう可能性もあります。
リキッドは体内に入るものですので、日本製や台湾製の信頼できるメーカーの製品を推奨します!
今後の電子タバコリキッド
電子タバコ市場は2014年時点で3,500億規模、2017年頃には1兆円規模に成長すると予想されています。
日本でも各開発会社によるさらなる品質向上と、ニーズにあった製品の開発が進められています。
そのような状況の中で、粗悪品を輸入して販売するショップや、粗悪品を製造する会社は淘汰されるはずです。
「日本製」を謳っていながら、商標権違反の違法フレーバーを平気で販売するようなメーカーもあります。
そんなメーカーが「日本製」や「安全」だと言っても、本当かどうか信用できませんよね。
真っ当な商売をしている、信頼できるメーカーを見つけましょう!